日本の発酵文化が始まった街、湯浅

この町が育んだ醸造の歴史。
ここ湯浅で和歌山の新しいワインを生み出す。

湯浅町で日本で最初に醤油が作られてから750年あまり。ここには発酵の文化が人々の生活の中に根付いている。

町のあちらこちらを潤す山田山から流れる清らかな水と、脈々と守ってきた人々の知恵。昔から変わらず生き続けるこの町の宝は、長い時間を経て、ここだからこそ作り出せるワインに生まれ変わる。

和歌山のフルーツと、
ワインのためのブドウづくり。

切り立った山々に囲まれた、
険しい自然が育てたわかやまの果実たち。

和歌山特有の険しい山々。時に降りしきる雨が地中を通って清らかな水を流す。燦々と降り注ぐ太陽が果実を大きくし、黒潮にのって来る海風が果実を甘くする。

ここ和歌山県は言わずと知れた果物王国。この地で育つ果物たちは、驚くほどみずみずしく美味しいことこの上ない。

土と水と風と太陽と。ワイナリーのぶどう畑でも自然の恵みをあますことなく受けてはちきれんばかりに鈴なりになったぶどうが、もうすぐ見られることだろう。

和歌山のワインづくりに関わる人たち

株式会社TOA 代表取締役橋本 拓也TAKUYA HASHIMOTO

和歌山の美味しいものを多くの人に知ってほしい。

郷愁の念 そんな気持ちの始まりかもしれない。

きらめく海、季節ごとに変わる山々の緑や鈴なりに成ったみかんの黄色。本業である石油関連会社の東京本社や海外勤務でふるさとを離れた30年の間、生まれ育った和歌山を懐かしむ日が多くあった。

和歌山の美味しいものをもっと知ってもらうことはできないだろうか。特に果物において、和歌山は生産高日本一になるほど、あらゆる果物がみずみずしく美味しい。みかん、梅、桃、柿、ゆず・・どれをとってもこれ以上のものはない。ずっと思い描いていたのは、そんな果物を使って、この地でワインを造ることだった。

縁あって、和歌山は湯浅の地でワイナリーが出来ることに深く感謝したい。湯浅は日本の醤油発祥の地として、古くから醸造の歴史があり、その文化が人々の生活に根付く町。この地だからこそ、おそらくどこも真似出来ない質の高いワインが出来ると確信している。

昔から、簡単に出来ることに興味はなかった。どうすればいいのかをひたすら考え、そして日夜努力を続ける、行動をする。険しい道ほど何だか面白い。しかし、いつもそれは一人でできるものではなく、多くの人々の知恵と力が必要だ。和歌山におけるブドウ栽培は大変険しい道だった。果物王国として名高い和歌山においてしても、その土壌や天候などから、ブドウそれもワインに適したブドウだけは、難しいとされていたからだ。

しかし、私たちは2017年、ついに和歌山は有田の地で、ワイン用ブドウの栽培とワインの醸造に成功した。これは、その道のプロが集まってくれたこと、そして共に考え試行錯誤をし、苦労をした結果に他ならない。私のワイン造りへの夢は、集まってくれた仲間と共に、1段1段着実に登っているのである。

私たちがつくるワインは、和歌山の情景が目に浮かぶような味である。近い将来、 湯浅で栽培したぶどうで作るmade in yuasa のワインを、堂々と海外に発信していきたい。

1955年日本有数のみかんの産地和歌山県有田市に生まれる18歳のときに石油関連会社に就職。東京本社、シンガポール支社勤務などを経て2011年 株式会社TOA(ティーオーエー)代表取締役社長就任(旧東亜ドラム油業株式会社)、地元和歌山の地に腰を据える。

橋本拓也
橋本拓也

和歌山湯浅ワイナリー 工場長西馬 功ISAO NISHIUMA

ワインをもっと身近に感じていただきたい

ワイン造りで難しいと思うところは、原料で味が決まるということ。収穫時期を決めるのには気を使う。甘さや酸、旨みを実際に食べて決める。そしてワイン造りのもっとも面白いところもそこにある。人の手が加わることで、良いワインになっていく。

ワインをつくる仕事をはじめて今年で35年。兵庫県のワイナリーで長く醸造を担当してきた。

ワインは年に一度しか仕込むチャンスはない。毎年、出来上がりの味を予想しながら、今年のブドウの良いところを最大限までひきだすように醸造していくことこそが、私の仕事だと思っている。ここ和歌山は湯浅の地で、令和のはじまりという節目の年に一からワイン造りができる縁にワクワクしている。ブドウほどその生育環境が味に反映する植物はないと言われている。土地の個性がハッキリとでるのである。一口飲んで、和歌山の豊かな土地柄や、おおらかさを感じていただける・・・そんな個性的なワインを造る。

昭和40年5月6日生まれ、神戸生まれ。18歳の時、兵庫県のワイナリーに就職。主に醸造を担当。和歌山湯浅ワイナリーに醸造責任者としてスカウトされ、工場長として、和歌山湯浅ワイナリーを引っ張る。

西馬 功
西馬 功

醸造責任者久保 宏文HIROFUMI KUBO

ワインへの夢は広がるばかり

愛してやまない酒を作る仕事がしたくて若い時から地元の日本酒を造る酒蔵に就職した。

蔵人として長年日本酒を造ってきた。酒づくりは奥が深い。愛情をかけて熟成し完成した酒の初しぼりを味見する瞬間が一番のやりがいだ。ここにきてまた一味違ったワインに携わることができるのは大変光栄なことだ。

私とリキュールとの出会いは、日本酒で漬けた梅酒。当時ブームも手伝って好評だった。ワインとフルーツを使ったリキュールを、和歌山の代表的な果物を使って3種類作ることがこの和歌山湯浅ワイナリーでの最初の仕事。

どれも果物の特性を最大限まで引き出した、大変フルーティなお酒に仕上がっている。これからも、地元和歌山の特産物、例えばぶどう山椒のリキュールなどを作っていきたい。夢は広がるばかりだ。

1969年11月26日、和歌山県田辺市生まれ。18歳の時、お酒の世界に入る。日本酒が好きだったので、中勝酒造に就職して、お酒造りの道に。その後、鈴木宗右衛門酒造。和歌山湯浅ワイナリーに参画。醸造・リキュールの責任者となる。

久保 宏文
久保 宏文

a.令和元年に完成した、新しい清潔な工場 b.ブドウ品種に合わせて、除梗できる、除梗破砕機。c.赤ワイン製造(皮仕込み)用専用タンク。d.フランス、イタリア等の最新醸造設備を導入。 e.樽内発酵や樽熟成用樽。f.スパークリングワインの醸造設備

歴史が息づく湯浅の街に、
最新設備のクリーンな醸造設備。

湯浅の伝統的建造物群保存地区から歩いて数分の場所にたつ、真新しい施設が和歌山湯浅ワイナリーの工場。湯浅町の「一気通貫」産直加工流通加速化センターとして建設されました。ワインを製造するに十分な広い敷地に、最新の設備を揃え、専門家たちの技術が存分にふるえる工場になっています。ぶどうはもちろん、湯浅町、また和歌山県内の農産物の価値を向上できるような、商品の開発・製造を、このクリーンな工場で行います。

〒643-0005 和歌山県有田郡湯浅町栖原332

TEL : 0737-63-0061 FAX : 0737-63-0062

定休日:土日祝 営業時間 : 9:00~17:00

https://yuasa-winery.jp

古式梅酒 メルロー
和歌山湯浅ワイナリー試飲室
和歌山湯浅ワイナリー試飲室

和歌山湯浅ワイナリー工場試飲室

工場の一角に作られた試飲室。こちらで和歌山湯浅ワイナリーのワインを味わうことができる。専門家たちの話、和歌山や湯浅の話、様々な話を聞きながら楽しんでほしい。工場見学や試飲は要予約。

アクセス

和歌山湯浅ワイナリー

〒643-0005 和歌山県有田郡湯浅町栖原332

TEL : 0737-63-0061 FAX : 0737-63-0062

定休日:土日祝 営業時間 : 9:00~17:00

和歌山湯浅ワイナリーの地図

和歌山の芳醇な果実を
ワインで包み込みました

和歌山産の果物をギュッと閉じ込めたように、包み込んで作ったお酒がほうか。新しいフルーツの楽しみ方をお届けします。

勹果
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湯浅 美味いもん蔵Yuasa Umaimon-gura

文化庁の日本遺産に認定されたことを受け、観光の拠点として作られた施設。1階は生醤油など様々な醤油のほか、農産加工品が並ぶ。2階は食堂でしらす丼や鯛ラーメンなど地域の食材を使った料理が楽しめる。

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